泣き虫だった幼稚園時代と兄への依存

幼稚園時代は毎日泣いていたというマリン。お兄さんに頼り切りだったという幼少期を振り返ります。家族との関係や当時の思い出は——?

マリン:私、兄が二人いるんですけど、幼稚園の年少さんの頃は毎日泣いて、お兄ちゃんの教室に行ってました。

藤井:えー!お兄ちゃんの教室に行ってたんですね。

マリン:そうなんです。「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」って言いながら泣いて行ってました。私の担任とお兄ちゃんの担任が同じ先生で、先生も「行ってきていいよ」って言ってくれてたんです。

藤井:ああ、優しい先生ですね。

マリン:そうなんです。でも、一度だけ泣かずに帰れた日があったんですよ。ご近所のおばちゃんが、ルックっていう4つ味の入ったチョコレートをくれて、それを「泣かずに帰ってきたら食べていいよ」ってお母さんに言われて(笑)。その日は頑張って泣かなかったんですけど、代わりに教室でめっちゃ寝てました。泣かないように頑張りすぎて、エネルギー使い切っちゃったみたいで(笑)。

小学生時代はバスケットボール部のキャプテンに

小学校でバスケットボールに熱中し、キャプテンを務めていた。リーダーシップを発揮した経験が、いまの人間関係にも影響を与えているそう。

マリン:私、小学校の4年生からポートボールを始めて、それがきっかけでバスケを始めたんですけど、学年が上にいなかったので、5年生で副キャプテン、6年生でキャプテンをやりました。

藤井:えっ、キャプテンやったんですか!すごい!どんなキャプテンでした?厳しい感じ?

マリン:いや、全然厳しくなかったですね(笑)。とにかくバスケが好きだったんですよ。正直、そんなに上手じゃなかったけど、練習する時間が楽しくて。「やりたい子だけやればいいんじゃない?」って思ってましたね。サボる子がいても、「あ、別にやりたくなかったら帰ればいいやん」みたいな(笑)。

藤井:それって意外と厳しいですよね?一緒にやるぞ、じゃないわけですもんね。

マリン:厳しいんですかね(笑)?でも、自主性を重視してたって感じです。とにかくバスケを楽しめる人とやりたかったんです。だから「入りたくないなら無理して入らなくていいよ」ってスタンスでしたね。

藤井:でもそれ、すごい大人な考え方ですよね。当時、小学生ですよね?

マリン:そうですね。周りに流されることが嫌いだったんだと思います(笑)。「やりたい人だけがんばろう」っていうスタイルを自分なりに貫いてました。

コンプレックスを克服:モデルへの転身と高身長への考え方の変化

大学時代、理学療法士を目指していたマリンがモデルの道に進んだ背景を語りました。かつて身長にコンプレックスを感じていたものの、今ではそれを自信に変えたそう。

マリン:高校生の時、前十字靭帯を切ったりして、怪我が原因でバスケをやめることになったんですけど、それ以降、自分の身長がコンプレックスになったんですよ。バスケやってた時は身長が高いことがメリットだったんですけど、辞めてからは「この身長、邪魔じゃない?」みたいに思うことがあって。

藤井:ああ、それ、わかる気がします。スポーツやってる時って身長が高い方が有利ですもんね。

マリン:そうなんです。でも、大学を辞めてモデルを始めた時に、「この身長って武器になるんだ!」って気づいて。むしろ、これがなかったらモデルなんてできなかったと思うし、「これなら自分のコンプレックスを強みに変えられる!」って考えたんです。それがすごく嬉しくて。今では高身長で良かったなって思います。

藤井:いや、それはすごくいい話ですね。今は全然コンプレックスではないんですか?

マリン:全然ですね!むしろ「身長あって良かったな」って思います。でも、たまに「身長高すぎるとモテないよね」とか言われるんですけど、「いやいや、モテるとか関係ないから」って思ってます(笑)。

藤井:それにしても、今日は少しマリンちゃんのことがわかってきた気がしますね。でも、まだまだ掘り下げたいところがいっぱいありますね。

マリン:全然NGないんで、またいつでも聞いてください! 今住んでるところ以外は(笑)。

藤井:まあ、それは誰でもNGですけどね(笑) じゃあ、今回はこの辺で。また次回もいろいろ深掘りしていきましょう!

マリン:はい! それではまた次回!

藤井&マリン:Bye Bye!