SNSの発信:投稿のリスクと心がけるべきこと

現場でよく起こる「工具が見つからない」問題に対して、名前入りテープを貼るなどの工夫が紹介されました。工具を大事に扱う姿勢が仕事の質に直結するという職人の信念もお話しいただきました。

藤井: 昔、僕がたまたま何ヶ月ぶりに休みをいただいたんで、そのままスーパー銭湯に行ったんですよね。それをSNSで投稿したら、その投稿を、たまたまそこに弊社の仕事で行ってくれてた職人が見てたみたいで、あんまりいい気しないっていう感じだったんですよ。

マリン:うんうん

藤井:それで、SNSって難しいなと思いましたね。

マリン: その見られ方も気にしないといけない。

藤井:そう。だから仮に、たまに自分のご褒美で焼肉を食べに行ったとして、その時間帯が職人ががっつり仕事してる時間帯だったら、それを投稿するのはやっぱり気をつけないといけないなと思うんですよ。自分はそんな気がなくても、相手からしたら「遊んでる」って見えちゃう可能性もあるんで。

マリン:確かにSNS怖いですよね。

藤井:自分はそうは思ってなくても、相手はどう思うかっていうのがわからないから。だから最近は、発信の仕方とか内容とか、すごく気にしてますね。。

マリン:リアルタイムで上げるのも良くないですよね。

藤井:そうそうそう。それで誤解を招いたり、特定されたりするのは怖いから、あんまり載せないようにしてるんですよ。

マリン:私もそれこそ、生配信とかで人に場所を特定されたことがあります。

藤井: あ、やっぱりあります?

マリン:はい。それで実際に来られたりして、そこからは私も、時間や場所を少しずらして投稿するようにしました。

藤井:僕も、昔ちょっと「飲みに行こうぜ」みたいな感じで知り合いが来たことがあったんですよ。

マリン:ああ、それは知ってる人やからまだ良いですけど、そうじゃない人が来たら怖いですよね。

藤井:そうなんですよね。だから最近はリアルタイムで発信するのは気をつけるようにしてます。

人との関わり方:深い付き合いと広い付き合いの違い

整理整頓の工夫や効率重視のツールボックスの活用法も1人1人で違い、一度に全てを現場に持ち込む派と、必要な道具だけを持ち込み、都度取りに戻る派とで考え方が分かれ、それぞれの性格や仕事スタイルが大きく反映されていることも分かりました。職人それぞれのスタイルの違いが見えてきました。

藤井:マリンさんって、SNSとか見てても友達めっちゃ多そうですよね。

マリン:いやいやいや、知り合いは多いけど、友達は少ない方やと思います。

藤井: え?そうなんですね。

マリン:うん。でも、めっちゃ深い友達ばっかりですね。

藤井:深い友達…いいですね。

マリン:ほんまに深い友達がいて、例えば私がめちゃくちゃ落ち込んだ時とかに、その友達に話を聞いてもらうんですよ。それで3日ぐらいしたら立ち直れるんです。

藤井:やっぱり、聞いてもらうと元気出ますよね。

マリン:出ます出ます。友達に、こんなんあって、こんなんあって…って聞いてもらうんです。3日ぐらいで「あ、もう大丈夫!」ってなる。

藤井:友達の声を聞いたら、それだけで回復するんですね。

マリン: そうなんですよ。その友達の存在が大きいですね。

藤井:どうなんでしょうね。男性と女性で違うところもありそうですけど。僕ら男性って、なんか未練タラタラというか、めめしいところがあって、引きずるタイプが多いと思うんですよ。

マリン:あーあるかもしれないですね。

藤井:女性はもうスパッと切り替えて、「もう終わり!次行こ!」みたいな感じじゃないですか。

マリン:そうですね、めっちゃ早いと思います。

藤井:だから僕も、そこは見習わなあかんなと思いますね。

マリン:いやいや、それはそれで、男性らしい良さもあると思いますよ。

自分らしさを保つ:無理のない生き方

若い世代とベテラン世代のコミュニケーションギャップに関するお便りでは、スマホが原因で会話が減る現象が話題に。無理に会話を促すのではなく、相手のペースや休憩時間の使い方を尊重することの重要性が語られました。

藤井: 最近、大人の色気を出してみたいなと思うんですよ。年齢的にもそろそろ、そういう雰囲気を出したいなと思って。

マリン:えっ、いいじゃないですか。

藤井:でもね、色々調べたんですよ。そしたら、大人の色気を出すには「低い声で喋る」とか、「寡黙でミステリアス」とか、そういう条件が出てきて。僕って声高いし、めっちゃ喋るタイプやから、全然無理やんと思って。

マリン:それ、藤井さんじゃなくなりますよ。無理にそうしようとしなくても良いんじゃないですか?

藤井:いや、初対面の人には一回試してみようかなと思ってるんです。

マリン:いやいやいや、無理しないでくださいよ!そのままの藤井さんがいいですよ。

藤井:まあでもね、たまには違う自分を出してみたいなと思うんですよ。

マリン:私も、たまに「大人の女性になりたいな」って思うんですけど、調べたら「ゆっくり喋る」「落ち着いた雰囲気」とか出てきて、あ、もう無理やってなりました。

藤井:ですよね。関西人には無理ですよね。

マリン:そう!無理にキャラ変すると、自分らしさを失ってしんどくなるだけなんで。

藤井:確かに。それは良くないですね。

マリン:はい。自然体が一番!

コミュニケーション:対面とオンラインの違い

若い世代とベテラン世代のコミュニケーションギャップに関するお便りでは、スマホが原因で会話が減る現象が話題に。無理に会話を促すのではなく、相手のペースや休憩時間の使い方を尊重することの重要性が語られました。

藤井:最近、X(旧Twitter)のスペースやってたんですよ。

マリン:あ、知ってますよ!通知来てました。

藤井:でもあれ、顔見えないのって難しくないですか?

マリン:難しいです!私、電話とかも苦手で。

藤井:え、電話?

マリン:はい。人の顔が見えないと、その人の空気感とか表情が分からないじゃないですか。

藤井:あー、確かにね。

マリン:だから対面だと表情や雰囲気で分かるけど、スペースとかだとその辺が全然伝わらないから。

藤井:うんうん。アイコンだけのスペースとかだと、確かに難しいですよね。

マリン:そうなんですよ。なんか、喋りながら「これ、伝わってるんかな?」って不安になります。

藤井:じゃあズーム繋ぎながらスペースやります?

マリン:それ、良いですね!(笑)

藤井:いや、まあまあ、それもありかもしれないですね。はい。じゃあ、これからもたくさんのビヨンドな話題を届けていきます。

マリン:それではまた次回!

藤井&マリン:Bye Bye!