目次
オープニング
藤井:今日はちょっとオフィスをレンタルしてみたんですけど、これぐらいだったら本気で借りようかなって、今マジで考えてるんですよ。なんか使えたりしますか?
まりん:ねえねえ、ここ、結構綺麗な部屋ですよね。どうなんだろう、こういうのって。使うとしたら、いろいろ面白いことができそうですけど、本気で考えたほうがいいかもしれないですね!
藤井:確かに(笑)。何かに活かせそうならちょっと考えたいですね。
まりん:そういうのも含めて、今日からラジオ頑張っていきましょう!
まりん:今日、朝何食べましたか?
藤井:朝はおにぎり食べました。
まりん:具は何ですか?
藤井:今日はツナマヨです。
まりん:美味しいですね!私もツナマヨほぼ一択ですね。ずっと小さい頃からツナマヨ一択。
藤井:僕も脂質制限始めてから、ラーメンとか見ても食べれなくなったんですよ。
まりん:ええー、本当に?私よりちゃんとしてる!
藤井:いやいや(笑)。でも食事を気をつけてるっていうことで。
まりん:ということで、じゃあ、BLUE BUILD BEYONDやっていきましょう!
まりん:改めて番組のご紹介をします!『BLUE BUILD BEYOND』、略して「ブルーレイ」。この番組は、すべての職人の価値を高めるウェブマガジン&ラジオです!建設業界を盛り上げるために、たまにスペシャルゲストを招きながら、職人の世界をちょっとずつ面白くしていきます。
藤井:フジイ電気設備代表の藤井です。今日もよろしくお願いします!
まりん:そして、お相手は私、まりんです。よろしくお願いします!
藤井さんの自己紹介
藤井:今回から第1回ということで、まだまだ何も決まっていないBLUEですが、最初のうちは僕たち2人で進めていきます。
まりん:そうですね。私たち、収録はナンバー0を含めて今回で2回目なんですよね。
藤井:まだまだ手探り状態ですけど、まずはお互いのことを知るところから始めていきましょうか。
まりん:いいですね!じゃあ、藤井さんのこれまでの自己紹介からお願いしてもいいですか?
藤井:はい、改めまして、フジイ電気設備代表の藤井です。大阪で電気工事会社を経営しています。簡単に僕の経歴を話すと、和歌山県和歌山市出身で、高校卒業後に約22年間、1つの会社でサラリーマンをしていました。4年前に退職して、個人事業主として職人の世界に入り、その9ヶ月後に法人化しました。今は3期目が終わって、4期目に突入したところです。
まりん:22年間も一つの会社で働いていたんですね!今の時代、転職する人が多いのに、すごいです。
藤井:実は、最初はそんなに続けるつもりはなかったんですけどね(笑)。ただ、途中で結婚して、子供が生まれたタイミングで「もっと真面目にやらないといけない」と思うようになって。それから会社の中でも任されることが増えて、気づいたら22年間続けていました。
まりん:結婚とか子供って、頑張るための大きな原動力になりますよね。
藤井:そうですね。多分それがなかったら、辞めてたかもしれません。僕にとっては、それが人生の分岐点の一つだったと思いますね。
自由を求めるまりんの生き方
まりん:ちなみに、私は就職ってしたことがなくて、「自由に生きたい」っていうスタンスでここまで来ました。働く時間や内容を自分で決めたいんですよね。
藤井:それでここまでやってこれたっていうのは、逆にすごいと思います。
まりん:ありがとうございます(笑)。でも、やりたくない仕事をやるのは辛いですけど、興味があることなら全然働けちゃうんですよね。
藤井:わかります。好きなことをやりながらご飯を食べていけるって、それだけで幸せを感じますよね。
まりん:そうですよね!でも、藤井さんが今このラジオをやっているのも、きっとそういう幸せを求めてのことなんですよね?
BLUE BUILD BEYONDを始めた理由
まりん:ところで、職人の世界を変えたいって藤井さんおっしゃってましたけど、そのきっかけって何だったんですか?
藤井:僕自身が、サラリーマン、個人事業主、法人経営者と3つの立場を経験してきたんですけど、それぞれ全然考え方が違うんですよね。経営者側の考えと雇われる側の考え方って、真逆なんです。でも、それを一方的に押し付けたり、「こうしないといけない」って言うのは面白くないと思うんです。そこから、新しい価値観やイメージを作りたいと思って、この『BLUE BUILD BEYOND』を立ち上げました。
まりん:なるほど。「BLUE BUILD BEYOND」っていう名前には、そういう意味が込められているんですか?
藤井:はい。「BLUE」はブルーカラー、つまり職人の世界を指していて、「BUILD」は何かを作り上げる、「BEYOND」はその先を目指して新しいものを作っていくという意味です。今までになかった新しい価値観を、この業界で作りたいという思いを込めています。
職人の魅力を伝えたい
まりん:すごいですね!でも、その新しい価値観を広げるためには、いろんな人を巻き込んでいかないといけないですよね。
藤井:そうなんですよ。だから、このラジオを通じて全国の職人たちに「出たい!」と思ってもらえるようなメディアにしたいんです。職人さんをゲストに呼んだり、職人の魅力を発信していきたいと思っています。
まりん:それ、いいですね。もっとたくさんの人に、職人の素晴らしさを知ってもらいたいです。
藤井:はい。このメディアを通じて、職人という仕事の新しいイメージを作り上げたいですね!
1年後の目標
まりん:藤井さん、1年後どうなっていたいですか?
藤井:うーん、そうですね。今までの景色と違うものを見ていたいです。年齢や環境にとらわれず、挑戦し続けていきたいですね。それを、このラジオを通じて見せていきたいです。
まりん:素敵です!私も1年後、もっとラジオに慣れて、自分のラジオ番組を持つくらい喋れるようになりたいですね。
藤井:それはいい目標ですね。お互い頑張りましょう!
周りを輝かせる藤井さんの思い
まりん:藤井さんが、周りが輝けばいいっていう考えを持つようになったきっかけって、何だったんですか?
藤井:うーん、そこまで言うとすごくきれいごとに聞こえるんですけど、実際はそんなにいい人間じゃないですよ(笑)。でも、自分が食べていける分は自分で稼げばいいと思っていて、それ以上を誰かから搾取しようとか、そういう気持ちは全然ないんですよね。だから、例えば自分が頑張って稼いだら、その余剰分を他の人に回したら、その人も幸せになるし、自分もハッピーじゃないですか。
まりん:なるほど。自分も幸せで、周りも幸せなら、それが一番理想ですよね。
藤井:そうそう。でも、自分を犠牲にしてまでそれをやるのは違うと思ってるんです。自分が幸せであることを前提に、周りも幸せになれたらいいなって。それに気づいたのは、中学校の時くらいかな。僕、バスケ部でキャプテンをやっていたんですけど、みんなで一つの目標に向かって頑張る楽しさとか、負けても達成感を感じられるっていう経験がすごく大きかったんですよね。
まりん:確かに、みんなで作り上げる楽しさって特別ですよね。
藤井:そうなんですよ。で、職人の世界でも、現場で得られる達成感とか、今日一日やり遂げたなって感じながら食べるご飯の美味しさとか、そういうのが大事だと思ってるんですよね。それに、僕が協力会社の職人さんに仕事をお願いすると、月末に「今月もありがとうございました!」ってLINEで感謝のメッセージをくれるんですよ。それが嬉しくて、もっとお仕事をお願いしたいって思うんですよね。
まりん:わかります!やっぱり「ありがとう」って言葉って、すごく力を持ってますよね。
藤井:本当にそう。だから僕、コンビニで会計する時でも「ありがとう」って言うんですよ。それが癖になってて。もちろん無視されることもありますけど、たまに「ありがとうございます!」って返してくれると、すごく嬉しいんですよね。そういう小さなやり取りの積み重ねが大事なんじゃないかなって思ってます。
起業当初の苦労と「BLUE BUILD BEYOND」の意義
まりん:藤井さんみたいな人が増えたら、もっと平和な世の中になりそうですね。
藤井:いやいや(笑)。でも、起業した当初は大変でしたよ。最初は仕事が全然なくて、SNSをやり始めてから徐々に人と繋がれるようになったんですけど、その中でも利用されたり、安い単価でやらされたり、自分の価値を評価してくれないことも多かったんですよ。
まりん:それは辛いですね…。
藤井:そうなんですよ。だからこそ、「藤井さんじゃないとダメだ」って言ってもらえるくらいの存在になりたいと思ったんです。職人としての評価を高めたいし、自分自身もちゃんと発信していくことで、それを周りに伝えていきたいんですよ。
まりん:それで、今回この「BLUE BUILD BEYOND」を立ち上げたんですね?
藤井:そうなんです。このメディアを通じて、職人の魅力をもっと発信していきたい。職人さんたちをゲストに呼んで、「この人に一回仕事をお願いしてみたい!」と思わせるような存在にしていきたいんです。職人って代わりが利く存在だと思われがちだけど、そうじゃないんだよって。
職人とモデルの共通点
まりん:なるほど。職人さんもモデルと似ている部分がありますね。やっぱり「この人がいい」って思われることが大事なんですね。
藤井:そうそう。だから、このラジオやSNSでもどんどん発信していきたいんです。最初はちょっと恥ずかしいかもしれないけど、発信することで人に知ってもらえるきっかけになると思うんですよ。
まりん:確かに。もっと職人さんたちの魅力が伝われば、業界のイメージも変わりそうですよね。
藤井:そうなんですよ!でも、そのためには職人さん自身が変わらないといけない部分もあります。もっと礼儀やマナーを大事にするとか、見た目もきちんとしていくとか。それが最終的に職人のイメージを変えることに繋がると思うんですよね。
エンディング
まりん:では、今日はこれくらいでおしまいにしましょうか?
藤井:そうですね。まだまだ手探りですが、これからどんどん形にしていきたいと思います!
まりん:これからも「BLUE BUILD BEYOND」をよろしくお願いします!それでは、また次回お会いしましょう。
藤井&まりん:バイバーイ